アジア大陸の中央にそびえるヒマラヤ山脈に抱かれた天空の国・チベット。
厳しい風土の中で人々は仏教を篤く信仰し、ほとけの救いを求め、 今日まで教えを伝えてきました。
中国の進攻による、最高指導者であるダライラマ14世猊下のインド亡命以降も、
チベット僧侶の方々は世界各地で布教伝道活動を展開しておられます。
今般、「ヒマラヤ伝統文化・宗教保存会」に所属する、 南インドにあるデプン寺より、
チベット仏教正統派であるゲルク派の僧侶の方々が来日され、 東京と関西においてチベット仏教文化の真髄を伝える
声明と舞踊の公演を行う運びとなりました。 ことに、常楽院ご住職守山祐弘僧正様のご厚意により、
東京板橋・常楽院会館を会場に、 チベット仏教声明公演が開催されることとなりました。
この度来日されるのは、仏教博士と言うべきゲシェーの位の高僧5名を含む
12名の僧侶の方々です。このまたとない機会に、ぜひ多くの皆様におこし頂き、
なかなか接することのできないチベット声明の響きにひたり、 はるかチベットの天空に思いを馳せて頂ければ、と念じ、
ここに「チベット声明の夕べ」のご案内を申し上げます。 |